なつかしい「はれときどきぶた」作者・矢玉四郎さんの他の作品は?

矢玉四郎先生とは?

1944年生まれ、大分県出身。児童文学作家であり、画家、漫画家、作詞家でもある。サラリーマンを経て漫画家として独立。以後、児童文学に転向し、児童書や絵本を出版。2024年7月14日、老衰のため亡くなった。

「はれときどきぶた」って?

主人公は小学3年生の男の子。日記に未来の日付ででたらめなことを書くと、それは次々現実になっていく、というストーリー。「おかあさんがえんぴつを天ぷらにしました」「きょうの天気は、はれときどきぶた」など。ユニークで自由な発想と、その面白さに引き込まれて一気に読めてしまう一冊。夏の読書感想文で課題図書となったり、読んだことのある人も多いのではないでしょうか?1980年に発売して以降、150万部を突破しているロングセラー。

「はれときどきぶた」シリーズ

◎あしたぶたの日ぶたじかん

◎ぼくときどきぶた

◎はれときどきたこ

◎はれときどきアハハ

◎ぼくへそまでまんが

◎はれときどきあまのじゃく

◎ヒッコスでひっこす

◎はれたまたまこぶた

◎ゆめからゆめんぼ

矢玉先生のほかの作品は?

『ソフトクリームとっきゅう』 1979年 ポプラ社

『だいどころどうぶつえん』 1979年 教育研究社

『おばけうんどうかい』 1982年 PHP研究所

『じろきちおおかみ』 1985年 岩崎書店

『かぶとむしサーカスだん』 1985年 教育画劇 

『まほうおしっこシーコッコ』 1987年 文研出版

『ねこの手もかりんとひとつ』 1992年 偕成社

『おべんとうのえんそく』 1996年 教育画劇

『どかんねこ』 1999年 ポプラ社

『ながいいぬのかいかた』 2000年 ポプラ社

『心のきれはし 教育されちまった悲しみに魂が泣いている』 2000年 ポプラ社

『しりとりえんそく』 2002年 ポプラ社

『ぶらんこぶーちゃん』 2005年 ひさかたチャイルド

『はれぶたぶんこ』全10冊(岩崎書店)…①おしいれの中のみこたん ②うそつきたいかい ③どこでもでんしゃ ④たまねぎ博士1号タリラン ⑤たまねぎ博士2号タリラン ⑥たまねぎ博士3号タリラン ⑦シカクだいおうとハナクソ・マルメル ⑧すいかおばけのおよめさん ⑨でんきおばけしんがた ⑩やかんねこ

どれもタイトルのインパクトがすごい・・!

小学校で出会った「はれときどきぶた」ですが、その頃は「おもしろいなぁ」と感じながらも、感想文を書くために読んでいた感覚も強く、純粋に楽しめていなかったように思います。読書に苦手意識もあり、それ以降はこんなにシリーズが出ていることも知りませんでした。

「はれぶた」以外にも魅力的なタイトルがあまりに多く、思わず「おばけうんどうかい」を検索。するとAmazonでKindle版(電子書籍)¥950と、期間限定でキャンペーン中だったため、即購入しました。ちなみに単行本は中古で¥2000(配送料別)となっていました。

大人になってから、再び児童文庫に触れる。なんだかワクワクします。きっと、あの頃感じた気持ちを思い出したり、大人になった今だからわかる思いなんかもあるんだろうなぁ。

矢玉先生のご冥福をお祈りするとともに、たくさんの作品を生み出してくださったことに感謝いたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました