よく噛んで味わったら起きた、驚きの変化②

よく噛むこととセットで、その季節ならではの食材をいただくことも意識し始めた。

しつこいようだが、とにかく、美味しいのだ。旬のお野菜が、こんなに味わい深いなんて。

週末は一人でゆっくり、とはなかなかいかないが、細々と平日に「味わいランチ」を始めて一週間。

実は、もう、二日目くらいから変化は感じていたのだけど、お得意の早とちりなんじゃ、という心配もあって、少し慎重に経過観察。でもね、やっぱり間違いじゃなさそうなので、発表します。

驚きの変化その①…味覚が研ぎ澄まされる

ほっと一息つこうと入れた紅茶。ティーバックはいつもと変わらないのに、香りがやけに強く感じたり、フィナンシェのバターのコクが鼻腔まで広がったり、白米の粒の食感と甘みを前よりも感じたり…冒頭でお話しした、旬の野菜の味がとても美味しい、ということにもつながりますが、食材そのものの味に魅力を感じ、普段のおかずの味付けも丁寧になった。前は濃い=正義だったし、いまだにカップ麺もコンビニも大好きだけど、無性に欲することはなくなったなぁ、と。

驚きの変化その②…昼寝しすぎない

お昼ご飯を食べたら、何となく雑誌読んでスマホ見て寝落ち。「休みだしあとちょっと…」なんてむにゃむにゃしてたら1時間、2時間がっつりお昼寝、なんてこともザラ。…ところがなんと、15分でスッキリと目覚められるようになったのです。寝起きのだる重さもなく、寝付く時も、瞑想状態のような心地よさが。以前は食べてすぐ眠たくなっていたのですが、それもなくなりました。

驚きの変化その③…アレルギー症状の緩和

これに、一番驚いています。

毎年、スギよりもヒノキ花粉に悩まされ、黄砂が降ると目はあまりの痒さに四六時中悶絶し、鼻は詰まり、かと思えばくしゃみも止まらず、我ながら、かわいそうすぎて花粉休暇あげたくなる位だったのが…えっ、今年のヒノキってまだなの?えっ、今日って黄砂飛んでるの⁈といった状態に。それこそ「味わいランチ」前はスギのピークで、処方された目薬と点鼻薬が手放せませんでしたが、今は時々目が痒くなったり、時々鼻水が出る程度。干したこたつ布団を収納する、なんて、春の過酷なミッションの一つでしたが、マスクも眼鏡もせずにクリア…!嬉しすぎます。

このように、「噛むこと」「ゆっくり味わうこと」によって、少しずつですが着実に五感が本来の姿を取り戻しつつあることを実感しています。からだの声に耳を傾ける時間さえ、疎かにしていたよね。ごきげんに、今そのものも味わおう。

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